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【メディア掲載】技術雑誌『クリーンテクノロジー』に当社のリチウムイオン電池リサイクルの発火リスクと対応策の記事が掲載されました

日本工業出版の技術雑誌『クリーンテクノロジー 2022年1月号』(2022年1月5日発売)に、特集「資源循環の最新動向」として、当社営業部の菊田大樹が執筆したリチウムイオン電池リサイクルの発火リスクと対応策に関する記事が掲載されました。

ぜひご一読ください。

チウムイオン電池リサイクルの発火リスクと対応策
世界的にEV、PHEVへのシフトチェンジが加速しています。その一方、リチウムイオン二次電池(以下、LIB)が原因の火災を頻繫にニュースで目にするようになってきました。LIBは便利である一方、取り扱い方や廃棄の仕方を間違えると大変危険な物となります。

当社は2018年1月の設立から4年近くが経過していますが、保管中、運搬中の発火事故は一度も起きていません。しっかりとした保管方法を行えば、保管中の発火事故は防げます。

記事では、LIBの構造や特徴の解説、LIBの危険性を踏まえた上で、LIBの安全な保管方法、運搬方法について詳しく説明しています。

 

(絶縁テープの貼り方参考)

 

ンビプロ・グループのLIBリサイクル
エンビプロ・グループでLIBリサイクル事業を担う当社は、2018年1月に静岡県富士宮市で創業し、2020年の6月からリサイクル工場の本格稼働を開始しています。現在LIBとニッケル水素電池をリサイクルの対象にしており、LIB入荷後にまず加熱処理を行い、その後、破砕、選別を行い、鉄、非鉄、ブラックマス(ニッケル、コバルトなどの濃縮滓)の3つに分けています。

グループ会社の株式会社エコネコルと連携し、車載用や蓄電池などの外装付のLIBの処理も行っています。外装付電池は当社で解体し、電池部分は当社でリサイクル、外装部分の金属やプラスチックなどは株式会社エコネコルでリサイクルすることで、外装部分を燃やさずに、すべてリサイクルしています。

また、当社では工場で使用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えているため、低炭素プロセスによるリサイクルを実現しています。

近い将来、ブラックマスからニッケル、コバルトを抽出する湿式製錬工場の稼働を計画しています。今後も更なる技術革新によりサーキュラーエコノミー(電池to電池のクローズドループ)の実現を目指していきます。

 

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